あざらしのおうち

1歳と0歳の男の子ママが子育てで悩んだことや体験したことを紹介

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赤ちゃんの歯並びを良くするためには?乳歯のうちからできる4つの方法

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こんにちは、あざらしです(=・ω・=)

 

 赤ちゃんは生後半年を過ぎる頃から歯が生え始める子が多いと言われています。

ある日ぽつんと見えてくる小さな乳歯は赤ちゃんの成長を実感させてくれますよね。

 

ただ、それと同時に気になるのが歯並びです。

長男は7ヶ月頃から歯が生え始めました。最初は上の歯から生えて、8ヶ月頃には下の歯も生えてきました。

でもなんだか歯並びが悪い気がして…。

 

私自身も子どもの頃から歯並びが悪くて、小学校から高校まで歯列矯正をしていました。

大人になった今はだいぶよくなったんですが、夫もけして歯並びがいいとは言えず、我が子の歯並びのことも気になってしまいます。

今回は良い歯並びにするために、乳歯のうちからできることがないか調べてみました。

 

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赤ちゃんの乳歯はいつから生えてくる? 

生える時期には個人差がある

 歯の生え始めはだいたい生後6〜9ヶ月頃です。

ただし、個人差が大きく、多少遅かったり早かったりしても気にしなくても大丈夫です。

早い子では3ヶ月頃に生えるという話も聞きました。ちなみにうちの長男の場合は生後7ヶ月頃に生えてきました。

 

生える順番は?

 下の前歯から生え始め、2歳半頃に奥歯が生えそろうのが平均的なようです。

これも個人差があります。長男は上の前歯の隣の歯から生え始め、次に上の前歯、そして下の前歯という順番でした。

 

歯が生え始める兆候は?

 生後3~9ヶ月くらいの赤ちゃんは、よだれの量が急に増えだしたら歯が生え始めるサインです。

よだれの量が増えるのは、離乳食を摂取する準備に入ってはいるものの、まだ口を閉じて唾液を飲み込む機能が発達していないためだそうです。

 

また、歯が生えてくる徴候として、歯茎の痛みや、むず痒さもあるようです。泣いたりぐずったりすることも多くなります。いわゆる「歯ぐずり」と呼ばれるもので、夜泣きが増えたりすることもあります。

 

 

歯並びをよくするための4つの方法

乳歯にむし歯をつくらない

 むし歯になっても乳歯はそのうち抜けるから、という油断は禁物です。目には見えなくても、乳歯の下には永久歯が形づくられています。

乳歯のむし歯は、永久歯が生えるスペースを狭くすることがありますし、むし歯から広がった感染により永久歯の成長が妨げられることもあるそうです。

 

むし歯が気になる方はこちらの記事もどうぞ。

 

www.azarashi-house.com

 

 

「よくかむ」だけではなく「正しくかむ」

 あごの発達のためにはよくかむことが大切と言われますが、正しくかむことも大事です。

前歯でかじりとった食べ物を口の奥に送って歯茎(奥歯)ですりつぶして飲み込む、というように舌や筋肉を使って口腔内をまんべんなく動かすことで、あごの発達が促されます。

 

発達にあった固さの離乳食を食べさせる

 無理に固いものを与えても、正しいかみ方を身に付けるどころか、まる飲みを覚えてしまうことがあります。

また、食べやすい固さや大きさのものばかり与えるのも良くありません。

食べ方の発達には、こぼす、むせるなど、多少の失敗も必要だと言われています。

 

正しい姿勢を習慣づける

 正しくかむには、姿勢が安定していることが大切です。足がブラブラせず、しっかり床につく椅子に座らせましょう。

ほおづえなどで日常的に特定の部位に圧がかかると、歯並びに影響する可能性もあるとされています。食事だけではなく、日ごろから正しい姿勢を習慣づけるようにしましょう。

 

実は歯並びにあまり関係がないこと

おしゃぶりはやめさせなくてもOK

 歯並びを決めるのは、遺伝+生活環境だとされています。

赤ちゃんの将来の歯並びのために親ができるのは、生活環境の部分。乳歯にむし歯をつくらないこと、正しくかんであごの発達を促すことなどがそれにあたります。

 

 おしゃぶりや指しゃぶりが歯並びに悪いというイメージもありますが、赤ちゃん時代はあまり気にしなくていいそうです。

私も子どもの指しゃぶりが気になって地域の助産師さんに相談したところ、おしゃぶりは2歳ごろ、指しゃぶりは3歳ごろまでに卒業できれば歯並びに影響を残すことは少ないそうです。

 

固いものを食べさせるとあごが発達する?

 「固いものを食べさせるとあごが発達する」という話もたまに聞きますが、これも誤解です。

赤ちゃんにするめを食べさせたりする人もいますが、かむ力が未熟なまま固いものを与えられると、無理やり処理しようとしてかえって間違ったかみ方を覚えてしまいます。

 

 きれいに食べられるようにと、一口大のおにぎりなどばかり与えるのも注意が必要です。

ポイポイと口に入れて飲み込めるので、「前歯でかじりとる」「舌や筋肉を使ってかじりとったものを奥に送り込む」というトレーニングができないからです。

良い歯並びのためには、発達にあった固さのものを、赤ちゃん自身に工夫させながら食べさせるのがいいんですね。

 

まとめ

 月齢が低いうちから歯並びを気にする必要はありませんが、異変があったときに少しでも早く気がつけるように、乳歯が生え始めたら毎日ケアをしながら口の中をチェックするのがいいと思います。

2歳児健診では、歯科検診や歯磨き指導も行われますが、それ以降はママ自身が気にかけてあげないとなかなか診てもらう機会がありません。

乳歯の健康は、永久歯の歯並びをつくる上でも、とても大切なこと。赤ちゃんのためにできることをして、歯の健康を管理してあげたいですね。