あざらしのおうち

1歳と0歳の男の子ママが子育てで悩んだことや体験したことを紹介

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おっぱいが痛くてつらい時に必見!助産師さんに教えてもらった乳腺炎の治し方

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こんにちは、あざらしです(=・ω・=)

 

母乳で育てているママが時々悩まされるのが乳腺炎です。

私もこれまでに3度、母乳が詰まって乳腺炎のような症状になりました。乳房にしこりができて、熱も上がってきて、とにかく痛くて痛くて大変でした。

でも、子どものお世話もあってずっと寝ているわけにもいかないし、ちょうど土日やお盆などの時期と重なって病院もやっていない…。

そこで、地域で母乳育児に詳しい専門の助産師さんに電話して対処法を聞いて試したところ、症状が良くなったんです!

乳腺炎は何が原因なのか、どうしたら治るのか、予防法はあるのか、自分の体験を踏まえてまとめました。

 

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乳腺炎の症状

 乳腺炎とは、母乳が何らかの原因で乳腺に溜まってしまい高熱や痛みなどをおこす乳腺の炎症のことです。

乳腺炎になると、乳房にしこりのように固く膨張した部分ができ、患部の皮膚が赤くなって激しく痛みます。

通常、片方の乳房の一部分だけに起こります。熱が出て体がだるくなるなど体調も悪くなります。

一般的には産後2〜3週間ころに発症することが多いですが、いつでも起こる可能性があります。

 

乳腺炎かも?」と思った時に私が試した対処法

  • 赤ちゃんにたっぷり飲んでもらう
  • 痛みのある場所を圧迫しながら飲ませる
  • 授乳の時に赤ちゃんのポジションを変える
  • 痛い部分や赤く腫れている部分を冷やす
  • 葛根湯を飲む
  • 水分を多くとる
  • 休養を十分にとる

 

 私が乳腺炎の症状が出た時に助産師さんから教えてもらった対処法です。

乳腺炎は悪化すると38度以上の高熱が出て、ひどい場合は膿を切開しなくてはいけない…という情報をネットで見かけた私は、とにかく症状が軽いうちに治すように努力しました。

 乳腺炎かもと思ったら、一番大切なのは授乳を続けることです。

赤ちゃんに母乳を飲ませる時に、片方の手でCの字を作って、痛みやしこりがある部分をで圧迫して飲ませました。

また、しこりがある部分をよく吸ってもらえるように、授乳クッションを使いながら赤ちゃんのポジションを変えたり、添い乳をしたり、授乳時の位置を調整してみました。

授乳時間もいつもより長めにして続けたところ、石のように固かったしこりが嘘のようになくなって、乳房が本当にふわふわにやわらかくなりました。

 過去3回、乳腺炎になりましたが、私の場合は幸いそこまでひどい症状にはならず、熱も37度台でおさえられました。症状が出てから1〜2日で治まりました。

その間は血液の流れを良くする効果がある葛根湯を飲んだり、いつもよりも大目に水やお茶を飲みました。手のひらサイズの保冷材で患部を冷やしました。すぐに冷たくなくなるので、頻繁に交換しながらほぼ24時間ずっと冷やしていました。夜は赤ちゃんと一緒に早く眠るようにして、昼もできるだけ横になって休むようにしました。

 

乳腺炎の時にやってはいけないこと

  • 乳房をもむ
  • 痛い部分をあたためる
  • 授乳を控える

 

 乳腺炎の症状が出た時に、逆にやってはいけないこともあります。

これは産後の入院中におっぱいが張って固くなってしまった時に、産院の助産師さん言われたことです。

乳房をもんだり痛い部分をあたためてしまうことで、母乳がたくさんつくられてしまいさらに症状が悪化するそうです。

また、痛いからといって授乳を控えてしまうと、さらに母乳が中で溜まってしまって悪循環になってしまうようです。

 

乳腺炎になる原因

  • 授乳間隔が開きすぎた
  • 乳房への吸着がうまくいかず母乳の除去が十分にできなかった
  • 指や締めつける衣服などで頻繁に乳房の一部を圧迫した
  • 乳房が外傷を受けた
  • ストレスがたまっていた
  • 睡眠不足が続いた
  • 水分補給が足りなかった

 

  乳房の詰まりや乳腺炎は、母乳がスムーズに外に出られなくなることで起こります。外に出られなくなった母乳が乳腺のキャパシティの限界を超えるほど溜まって、乳腺組織がダメージを受けて炎症が起きたのが「乳腺炎」です。

 乳腺炎の原因は一つではありません。上にあげた理由がいくつか重なると、乳腺炎になってしまうことが多いようです。

 

 私がこれまでに乳腺炎の症状が出たのは、産後直後、生後6ヶ月、生後8ヶ月の3回です。いずれも授乳間隔が開きすぎたり、赤ちゃんの乳房への吸着がうまくいかなくて母乳が溜まってしまっていました。

また、生後6ヶ月以降は歯が生えてきて、授乳の時に噛まれることもあり、外傷ができていたことも原因の一つだと思います。

それから、たまたまかもしれませんが、過去2回は夫婦げんかの翌日に乳腺炎の症状があらわれました。ストレスも乳腺炎の原因になると知って、納得です。笑

 

乳腺炎の予防法

 乳腺炎の予防には、授乳間隔をあけすぎない、効率よくほ乳できるようにする、母乳過多を改善するなど、母乳が溜まりすぎないようにすることが重要です。

WHOによると、繰り返す乳腺炎はママの授乳スキルが未熟なことが主な原因の一つだそうです。時々、授乳中のママは脂っこいものや甘いものを控えた方がいいという話を聞きますが、食べ物が原因で乳腺炎が起こるわけではないようです。

とはいえ、健康のためにも食生活は偏りすぎない方がいいですね。

 

まとめ

 乳腺炎になった時は一刻も早く治したいですよね。「もしかして乳腺炎かも?」と思ったら、紹介した対処法をすぐに試してみてください。

それでも改善しなかったり、ひどくなる場合は、母乳に詳しい専門家のケアを受けることをおすすめします。また予防として、普段からしっかりとしたリズムで授乳していくことが大切ですね。