赤ちゃん訪問は何をするの?わが家に保健師さんが来た時の体験談
スポンサーリンク
こんにちは、あざらしです(=・ω・=)
私が住んでいる地域では、赤ちゃんが産まれてからしばらくすると、自治体の保健師さんが家に来ます。
これは、「赤ちゃん訪問」と呼ばれるもので、自治体の支援事業の一つです。
でも、家に知らない人が来るとなると緊張しませんか?
私も訪問前には、「何をするんだろう?用意するものはあるのかな?」「お茶やお菓子は出した方がいいよね」「話は弾むかな?叱られたりしないかな…」など気になることがたくさんありました。
今回は、2人の子どもを育てる私が、実際に赤ちゃん訪問を受けた時の流れや内容を紹介します。
赤ちゃん訪問って?
赤ちゃん訪問は、母子保健法に基づいて、出産届けのもと産まれた赤ちゃんの家に保健師さんや助産師さんが尋ねてくる自治体の制度です。
赤ちゃんがいるすべての家庭を訪問し、ママの産後の健康や赤ちゃんの順調な成長を確認し、子育てに関する不安や悩みについての相談に応じたり、自治体の子育て支援サービスの紹介などを行います。
赤ちゃん訪問でどんなことをするの?
自治体が委託した訪問指導員(保健師や助産師看など)が各家庭を訪問します。
- 産後のママの健康の確認
- 赤ちゃんの身体測定と発育の確認
- 予防接種や乳幼児健診について
- その他、育児についての心配事など
私が住んでいる自治体では、こんな感じの内容で案内が来ました。
私が体験した赤ちゃん訪問までの流れ
出生届を出す
まず、赤ちゃんが産まれたら自治体の窓口に出生届を出します。
その際、赤ちゃん訪問についての案内があり、連絡先を聞かれました。
後日、担当の保健師から直接連絡がいきますと言われました。
電話連絡が来る
産後1ヶ月を過ぎた頃、携帯電話に見知らぬ番号から着信がありました。
普段は知らない番号だと出るのをためらってしまうんですが
赤ちゃん訪問の連絡のことが頭をよぎったので出てみると、保健師さんからの訪問日程の打ち合わせの電話でした。
こちらの都合が良い日程を聞かれたので、家族と相談して折り返し連絡することに。
私は実家が自宅から近いため、長男の時は生後1ヶ月半で実家に、次男は生後2ヶ月過ぎに自宅に来てもらいました。
用意するもの
日程を決める電話の際に、用意するものを尋ねたところ「特にいりません」とのことでした。
ただ、実際に訪問時に使用したものがいくつかあるので紹介します。
保健師さんに「○○はありますか?」と言われた時に、その場でパッとすぐに出せるとは限らないので用意しておくといいと思います。
お茶やお菓子は準備する?
家にお客さんが来た時は礼儀としてお茶を出しますよね。
ただ、保健師さんも仕事として訪問していますし、こちらも赤ちゃんのお世話で大変なので無理に出さなくても問題ありません。
私の場合は、長男の時は里帰り先の実家だったので、母親が麦茶とロールケーキを用意してくれました。
この時、保健師さんは「せっかくなのでいただきます」と食べていってくれました。
次男の時は、自宅に戻って2人育児に追われており、お菓子は用意できませんでした。
お茶を出しましたが、「どうぞ、おかまいなく」と言われ、結局手を付けられませんでした。
なので、無理のない範囲でお茶程度は準備しておいてもいいかと思いますが、出さなくても問題ないと思います。
育児指導
訪問時は、育児指導としていろいろなことを聞かれたり、逆にこちらからもわからないことや不安なことを質問したり相談したりしました。
私は次のようなことを聞かれました。
- 出産時の状況について
- 授乳について
- 夜の授乳はしているか
- 仕事をしているか
- 育休はいつまでか
- 産後の体調について
- 産後うつのチェックシートの記入
また、私が相談したり質問したことはこんなことです。
【長男の時】
- 母乳やミルクの吐き戻しが多いこと
- 母乳のみでも大丈夫か
- 1ヶ月過ぎても沐浴を続けていいか
- 予防接種はずっと同じ病院で受けた方がいいのか
- 子育て支援センターの様子について
【次男の時】
- 便がゆるいのが心配
- 授乳しても泣きやまないことがある
- 起きている間は短時間で泣いてしまう
- 体重増加について
悩んでいることについて親身に相談にのってくれ、アドバイスをもらえました。
身体測定
育児指導と並行しながら、身体測定をしました。
服を脱がせながら、身長、体重、頭囲、胸囲を測り、数値を母子手帳に記入してもらいました。
長男も次男も1ヶ月健診の後は、測定の機会がなかったので、順調に成長してくれていることに安心できました。
わが家に保健師さんが来た時の詳しい体験談
長男を出産した時の赤ちゃん訪問(里帰り先)
長男の赤ちゃん訪問は生後1ヶ月半の時でした。
初めての出産を終え、慣れない育児に毎日バタバタと過ごしていました。
当時住んでいたアパートから車で3分の距離に実家があり、まだ里帰り中でした。
この時訪問してくれたのは、40代くらいの優しい雰囲気の保健師さん。
元助産師さんだということで、出産時のことや母乳についてもいろいろとお話してくれました。
はじめに身体測定を行いました。
体重計に乗せたら声を上げてのけぞった長男を見て、「運動発達が早そうですね」「寝返りやつかまり立ちが早いかも」と言われました。
長男が途中で泣いてしまった時も「男の子らしい声だね」、クーイングした時には「お話が上手だね」などと話しかけてくれました。
その後も、出産の状況や産後の経過、育児の悩みなどに一つ一つ丁寧に答えてくれました。
特に助かったのは、母親に昔の育児と今の育児は違うということを話してくれたことです。
この頃、実家で母親にとてもお世話になったのですが、今の育児をわかってくれないことがあり何度か衝突していました。
保健師さんが「昔はこうでしたよね。でも今は昔と違って○○なんですよ」と話してくれたことで、母親も納得してくれた要すでした。
和やかな雰囲気の中、1時間半ほどの滞在時間でとにかくよく褒めてもらいました。笑
「お母さん、とっても頑張っていますね」と優しい言葉をかけてもらって、心がとても軽くなったのを覚えています。
次男を出産した時の赤ちゃん訪問(自宅)
長男と1歳半差で次男が産まれました。
次男は2ヶ月の時に自宅で赤ちゃん訪問を受けました。
この頃は、2人目ということもあり、長男の時ほど育児についての心配事はありませんでした。
それよりもわんぱく盛りの長男のお世話で疲れることが多かったです。
この時来てくれた保健師さんは60代くらいのベテランの方でした。
次男が産まれてからは自宅に引きこもりがちだったので、長男は久しぶりのお客さんに大はしゃぎ!
育児指導や身体測定の合間に、保健師さんが長男を抱っこしたり、絵本を読んでくれました。
「お兄ちゃん、おはなしよく聞いてるね」「言葉もたくさんしゃべれるね」と褒めてくれました。
赤ちゃんの体重を量ると、退院時より1日あたり49gずつ増えていて、母乳のみでしたが「とても順調ですよ」と太鼓判を押してもらいました。
長男も一緒の赤ちゃん訪問でしたが、楽しくにぎやかに過ごして、トータルでかかった時間は1時間ほどでした。
まとめ
赤ちゃん訪問は、その道の専門家である保健師さんが、赤ちゃんとママのために家に来てくれるありがたいサービスです。
産後は外出する機会が減って、家で赤ちゃんと2人きり…という方も多いと思います。
特に1人目の時は、慣れない育児で心身ともに疲れもたまっていますよね。
そんな時期の赤ちゃん訪問は、きっと育児の支えになるはずです。
ぜひ遠慮せずに何でも相談しましょう。
あまり身構えず、ママも赤ちゃんも自然体で過ごしてくださいね。