ベビーマッサージにはどんな効果があるの?生後2カ月から実践している私の体験談
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こんにちは、あざらしです(=・ω・=)
子どもが産まれると、「赤ちゃんとたくさん触れ合いたいけれど、どうしたらいいのかわからない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
私も産後しばらくは同じように悩んでいました。
そんな時に出合ったのが「ベビーマッサージ」です。
産院の助産師さんから聞いて興味を持ち、自治体の子育てイベントの一環で講座が開かれていたので参加しました。
ベビーマッサージは、赤ちゃんに優しく触れてマッサージすることをいいます。
肌と肌を触れ合わせる親子のスキンシップとして注目され、赤ちゃんがリラックスし、心や体や脳の発達に良い影響をもたらすともいわれています。
良いこと尽くしのベビーマッサージですが、具体的な効果についてはよく知らないという方もいると思います。
今回は息子が生後2カ月の頃から定期的にベビーマッサージをしている私が、実際に感じている効果やポイントをまとめました。
ベビーマッサージはいつから始める?
ベビーマッサージの講師の方に聞いてみたところ、ベビーマッサージは新生児のころから始められるそうです。
ただ、一般的には1カ月健診を過ぎた頃から自宅で始める方が多いそうです。講師の方が開いているベビマの教室では、他の赤ちゃんと一緒に参加することになるので生後2カ月から申し込みを受け付けているそうです。
赤ちゃんの首がすわらない時期にベビーマッサージをするときは、できるだけ短時間にして、うつぶせの状態で鼻と口をふさがないようにします。また、寝返りやハイハイができるようになると、マッサージをしていても逃げてしまう子もいますが、無理に押さえつけてまでマッサージする必要はありません。子どもが嫌がらなければ、昼寝や夜寝る前の静かな時間など、親子でリラックスできる時間を見つけて行うようにするといいそうです。
大事なのは、赤ちゃんの発達に応じた力加減でマッサージを行うことです。また、マッサージを行う時は、赤ちゃんが舐めても大丈夫な刺激の少ない100%植物性のオイルを使うのがおすすめです。
ベビーマッサージの効果は?
ベビーマッサージは、単純なスキンケアではなく親子のスキンシップ方法のひとつです。「赤ちゃんにやってあげるもの」という意識の人が多いですが、実は赤ちゃんだけではなくママにも良い効果があるとされています。
赤ちゃんへの効果
- 肌を丈夫にし、免疫力を高める
- 血行がよくなる
- 新陳代謝が活発になる
- 成長ホルモンの分泌を高める
- 呼吸器を丈夫にする
- 消化機能が高まる
- 感覚機能や神経機能を高める
- 運動機能を高める
- 柔軟性が上がる
- 愛されていると実感する
- 不安が減りご機嫌になる
- 親子の絆を深める
- 幸福感が高まる
- 自己肯定感を育てる
- 自信に満ちた子になる
- よく話をするようになる
- 表情が豊かになる
ママへの効果
- リラックス上手になる
- 母乳がよく出る
- 信頼関係ができる
- 子どもへの理解が深まる
- 自己肯定感が高まる
私が実感じたベビーマッサージの5つの効果
上記のように、ベビーマッサージには本当にたくさんの効果があると言われています。
この中で、長男が生後2カ月から月1回のペースでベビーマッサージの講座に通っている私が、長男が1歳を過ぎてからも特に実感している効果をいくつか紹介します。
消化機能を高まる
ベビマを始める前は便秘気味だった息子ですが、1歳を過ぎた今では毎日2〜3回うんちが出ます!特にマッサージの後は、便がよく出るんです。たまに「きょうはうんち出てないな〜」と思ってお腹を軽くマッサージをするとその後うんちが出るので効果は高いです!
感覚機能や神経機能を高める
息子は低月齢の頃からくすぐったいという感覚がわかるようでした。ベビマ講座の時、低月齢のうちはくすぐっても周りの赤ちゃんはあまり笑わなかったのですが、息子は3ヶ月頃から声を上げてよく笑いました。講師の先生からも「もうくすぐったいのがわかるんだね」と感心されました。
運動機能を高める
長男は7カ月でつかまり立ちしました。歩いたのは1歳3カ月になってからでしたが、特に遅れていると感じることはありませんでした。1歳半を過ぎた今は走り回ったり、音楽に合わせて踊ったりしています。
表情が豊かになる
ベビマを始めてからいつも笑顔で過ごしています。周りのママからも「◯◯くんはいつもご機嫌だね」「ニコニコしていていいね」とよく言われます。よく笑う息子を見ていると、マッサージをしながらこちらも笑顔で触れているので、愛情も伝わっていると思います。
母乳がよく出る
マッサージをすると胸のあたりがじんわりあたたかくなります。私は産後すぐは母乳とミルクの混合でしたが、長男が3カ月の頃からは母乳量が増えて母乳中心になりました。「母乳は血液で作られているので、お母さんも血行が良くなることで母乳が出やすくなる」と、助産師さんからも教えてもらいました。
ベビーマッサージに必要な物
【マッサージオイル】
赤ちゃんの肌のすべりを良くし、保湿効果もあります。 赤ちゃんの肌は敏感なので、100%植物性オイルを使いましょう。
長男は肌が弱かったので、皮膚科で処方された保湿クリームをお風呂上がりに塗っていました。
【バスタオル】
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、寝かせる時に使うタオルは、清潔で柔らかい物にしましょう。
バスタオルの他に、100円ショップで売っているビニールシートも、厚手で柔らかくてあたたかいのでおすすめです。
ベビーマッサージをする時の4つのポイント
1.清潔な手で行う
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなので、ベビーマッサージを行う前に石鹸などで良く手を洗い、指輪などの貴金属もはずしましょう。
2.空間づくりに気をつける
ベビーマッサージはなるべく静かな場所で行います。赤ちゃんもお母さんもより集中するので、リラックス効果が上がります。赤ちゃんを裸にして行うので、部屋の温度をあらかじめ25度くらいに設定します。
3.赤ちゃんが空腹や満腹の時は避ける
満腹時や空腹時にマッサージでうつぶせになったり、お腹のあたりを撫でられたりすると、気分が悪くなることがあります。マッサージは、授乳後や食事をして1~2時間を過ぎてから行いましょう。
4.マッサージの後は水分補給をする
ベビーマッサージを行うと、赤ちゃんは新陳代謝が上がります。終わったあとはおっぱいやミルク、白湯などを与えましょう。
まとめ
私はベビーマッサージによって、子どもの便秘が解消したり、表情が豊かになったり、ママの母乳が出やすくなるといった効果を実感しました。講座に参加するのもいいですが、自宅でも簡単にできるのお母さんと赤ちゃんの絆を深めるコミュニケーションの一つとしておすすめです。お母さんも赤ちゃんも、無理のない範囲で楽しみながら行ってくださいね。